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聖ノア通信 - 当病院の日々の出来事、ペットにまつわる色々な話をつづります -

お父さんのイタチ

うちのお父さんも、子供の頃イタチを飼ってたそうです。」

マル子がイタチの赤ちゃんを手の平に載せて、お尻を撫でて排便を促したり、ミルクを飲ませたりしながら話し始めた。

「それも二匹だったそうですよ。だけど、すでにちょっと大きくなっていて、結局あまり懐かなかったらしいです。」

「ふーん、お父さんのいつ頃のことだろう?」

「えーと、中学生くらいなのかな? いや、暇そうに言ってた頃だから、小学生だったかもしれないなあ。

餌をやるとそばに寄って来たけど、もらったらさっと引っ込んで、なかなか慣れなかったそうです。」

「やっぱり臭かったのかなあ?」

「臭かったと言ってました。」

「餌は?」

「鶏肉です」

「最後はどうしたんだろう?」

「多分、逃がしたんじゃないですか?お父さん何で飼う様になったんだろう・・・。『病院でも保護してるんよ』と言ったら、『あ、そりゃなつかんよ』と言ってました。

それとお母さんは、ニホンザルを飼った事があるそうです。それは人から押し付けられてからで、でも嫉妬深いサルで、おじいちゃんにだけ懐いて、おかあさんが近寄ると威嚇してきたらしいです。」

うーん、昔は色々飼ってましたね。
さすがにサルは少ないでしょうが、ザリガニやオタマジャクシなどは、あの頃みんな一度は飼ったんじゃないでしょうか・・・。
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