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聖ノア通信 - 当病院の日々の出来事、ペットにまつわる色々な話をつづります -

二度あることは

「二度あることは三度ある。」とは、聞き古した言葉です。

これまで私はこの言葉の意味を、「長い間生きていると、人生にはしばしば同じような出来事に遭遇する機会があるのだ。」と、理解していた。

しかし最近この歳になって、古人の言わんとしている事は少し違うのではないかと、考えている。

つまり、「もし最近、二度ほど似たような事例を経験することがあったら、さらに近いうちに三度目も起こるかもしれないよ!」

そう、助言したいのではないか!?

そんな気がしてならないのです。

動物病院では、捨てられた子猫が持ち込まれる季節になると、それが重なります。
繁殖シーズンなら、当たり前の話です。

しかし、最近めったになくなった交通事故で骨盤骨折した猫が、なぜか続けて来たり、

感染症でないのに、似た病状の子が来たりする。

そればかりか、車を運転していても、飛び出しがある日は、なぜか飛び出しが多い気がする。

それで勝手な私の解釈ですが、二度あったことは三度目に不意打ちされないように、用心するよう癖がついた。

ただし逆を言えば、「一度もないことは、すなわち将来も起こりえない。」と、言えるかもしれない。たとえば

これまで美女に詰め寄られた経験のない人は、
つまり、将来もそういう望みはないだろう。

うーむ、
古人は、本当はそう言っているのだろうかしら・・・・。
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