三人の夢
「ワワワ、大変! こんな時間だわ! もう、完全に遅刻!
いやだ、私、どうして寝坊したんだろう。ねえ、お母さん、どうして起こしてくれなかったの!
(鏡の前に立って)
ううう・・・、顔が腫れてる。でも、とにかくもうお化粧はする時間がない。ぐぐぐ、仕方ない、行ってきまーす。」
・・・・・
「というような夢を、今朝見たんですよ。もう必死で焦りまくりました。朝から、めちゃ疲れました。フフフ・・・」
夜も十時近くなり、病院を閉めて二人で帰る頃でした。マル子が立ち止り、今朝方見た夢の話を、してくれました。
(そうか、のんびりした奴かと思ってたが、一応、遅刻しないよう、気にしているんだな・・)
そしたら翌日の事です。今度はカメ子と二人の時、彼女が言いました。
「私ですね、昨日、夢を見たんですよ。犬舎でキングの居るケージの掃除をしてたんです。
『あんた、また中でウンチをしたと!? どうして散歩のときにしないで中ですると!? こんなに踏みたくったら体中汚れるやろ!』
って、言いながら掃除してたんです。棒タワシもって、ホースで水かけながらすのこを洗っている時に目が覚めました。
いかんいかん、私、夢の中まで、仕事しよる。夢の中まで、掃除せんでもいいのにって思いました。フフフ・・・
(ふーん、仕事のことが、そんなに夢に出て来るのか、感心感心・・・)
そしたらまた翌日のことです。
今度は、ぺ子が言いました。
「私、昨日は病院で仕事している夢を見たんです。『ああしたほうがいい』とか、『そんなに言わんでもいい』とか、院長に色々注意されている夢を見ました。
『もう、どうして私の言うことがわからんと!?』
と、ムカムカしていたら、ふと、目が覚めましたよ。
(ほー、みんな職場の夢をよく見るなあ。
相当、仕事がストレスになってるのかな?
それとも、根っから仕事熱心で、一生懸命なのか・・・)
私の方から聞いてもいないのに、三日の間に、たまたま三人が自分から見た夢の話しをしてくれました。それぞれが職場で奮闘している夢の話を。
これらの夢を聞いていると、いかにも職場が大変そうで、心理学的には良い夢ではないのかもしれませんが、
それでも、とりあえずみんな仕事熱心なんだ・・・と思い、敬意を込めて、ここにご披露させていただきました。
みんな、
明日は、もっとのんびりして、自由で贅沢な夢でも見てね。
いやだ、私、どうして寝坊したんだろう。ねえ、お母さん、どうして起こしてくれなかったの!
(鏡の前に立って)
ううう・・・、顔が腫れてる。でも、とにかくもうお化粧はする時間がない。ぐぐぐ、仕方ない、行ってきまーす。」
・・・・・
「というような夢を、今朝見たんですよ。もう必死で焦りまくりました。朝から、めちゃ疲れました。フフフ・・・」
夜も十時近くなり、病院を閉めて二人で帰る頃でした。マル子が立ち止り、今朝方見た夢の話を、してくれました。
(そうか、のんびりした奴かと思ってたが、一応、遅刻しないよう、気にしているんだな・・)
そしたら翌日の事です。今度はカメ子と二人の時、彼女が言いました。
「私ですね、昨日、夢を見たんですよ。犬舎でキングの居るケージの掃除をしてたんです。
『あんた、また中でウンチをしたと!? どうして散歩のときにしないで中ですると!? こんなに踏みたくったら体中汚れるやろ!』
って、言いながら掃除してたんです。棒タワシもって、ホースで水かけながらすのこを洗っている時に目が覚めました。
いかんいかん、私、夢の中まで、仕事しよる。夢の中まで、掃除せんでもいいのにって思いました。フフフ・・・
(ふーん、仕事のことが、そんなに夢に出て来るのか、感心感心・・・)
そしたらまた翌日のことです。
今度は、ぺ子が言いました。
「私、昨日は病院で仕事している夢を見たんです。『ああしたほうがいい』とか、『そんなに言わんでもいい』とか、院長に色々注意されている夢を見ました。
『もう、どうして私の言うことがわからんと!?』
と、ムカムカしていたら、ふと、目が覚めましたよ。
(ほー、みんな職場の夢をよく見るなあ。
相当、仕事がストレスになってるのかな?
それとも、根っから仕事熱心で、一生懸命なのか・・・)
私の方から聞いてもいないのに、三日の間に、たまたま三人が自分から見た夢の話しをしてくれました。それぞれが職場で奮闘している夢の話を。
これらの夢を聞いていると、いかにも職場が大変そうで、心理学的には良い夢ではないのかもしれませんが、
それでも、とりあえずみんな仕事熱心なんだ・・・と思い、敬意を込めて、ここにご披露させていただきました。
みんな、
明日は、もっとのんびりして、自由で贅沢な夢でも見てね。
2013-06-18 20:53
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