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聖ノア通信 - 当病院の日々の出来事、ペットにまつわる色々な話をつづります -

それなりに見えた?

「あなたのお子さんですか?」

待合室にいた時、飼い主さんからマル子がそう尋ねられました。

ちょうどその時、待合室には里親探しの子猫がケージに入れられて展示されており、その子猫目当てに近所の小学生が二人、遊びに来ていたのです。

ケージの前に陣取って座り、指を入れて子猫を可愛がったり、ウロウロしていたのです。その子達にマル子が優しい声をかけていたので、子供と勘違いされたようです。

「えっ、いいえ、ちがいますよ。」

マル子は笑いながら即座にそう答えました。

「フフフ・・・」
そこに居合わせた私もニヤニヤしながら聞いていましたが、でも改めて考えさせられました。

20歳で当院に勤め始めてから、少しも変わらない様に思っていましたが、そうか、彼女も随分おとなになったのでしょう。
今では欠くことのできない大事なスタッフです。

あるいはその時の言葉には、ちょっとだけ歴史を感じた?かもしれませんが・・・。

そういえば、私も最近出かけた店先で、親切な店員さんから「どうぞお待ちの間、お掛けになりませんか。」って、言われる事が増えたような気がしますが、

うむ、あれは、やっぱりそういう意味かしら・・・?
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