週末から日本全体が重い気持ちを抱えて過しています。
テレビで東北関東大震災の被害状況を聞くたびに、いたたまれない、そしてもどかしい思いになります。

20mを越える津波とは・・・、まさに我が目を疑うような惨状の数々です。

遠く離れた福岡ですが、診察室に来られた飼い主さんたちも、皆さん同じ気持ちを感じながら、事態を見つめているようです。

今までとは違う自然な行動で、「節電しよう」とか、「我慢しよう」とか考えています。

救出作業、救援物資、原発の対応、どれもこれも急がれます。

聖書に

「それは、からだの中に分裂がなく、各部分が互いにいたわり合うためです。
 もし一つの部分が苦しめば、すべての部分がともに苦しみ、もし一つの部分が尊ばれれば、すべての部分がともに喜ぶのです。」          Ⅰコリント12:25,26

とありますが、今たしかに日本というからだが苦しんでいます。そして世界も心配してくれていると思います。

うめきと心痛、心配と援助の手が泥の中で交錯し、もだえています。

ともに苦しみながら、立て直す勇気が私たちに与えられますように。
そして効率的な力が、早く前面に出てくれますように。