眼科検査
皆さま、明けましておめでとうございます。
福岡は珍しく晴れ間も多く、比較的暖かい正月でした。
どうぞ今年も、皆さまにとって良い一年となりますように。
さて昨年の暮れのことです。
処置室で猫の世話をしていると、カメ子が言いました。
「先生、わたし昨日眼科の定期検査に行ったんです。」
「うん、うん、」
「小さな字や縦と横の線を見せられたりしたんです。
(何の検査だろう。きっと老眼の検査もあるんだろうな。でも、どれもよく判別できるし、よく見える。良かった。)
そう思って自信満々で先生に『どうでした?』って聞いたんです。
そうしたら『はい、少し老眼が出てますね。』って言われて、
わたし 思いがけない宣告に、(うっ!)となって一言も返せなくて、顔つきも固まって正直、真から打ちのめされたんです。
そしたら先生がそれに気がついて、あわてて言葉を繕ってくれて、フォローしようとしてくれたんですが、もうガビーンが顔に張り付いているので、向こうの先生はあたふたしてました。」
「ふーん、いよいよ、カメ子にも来るべきものが来たか。それじゃあ、昨日は飲まずにはおれなかっただろ。」
「勿論、フフフ・・・・」
しかし皆さん、有名な言葉にあるように、
「外なる人は滅びても、内なる人は日々新たなり。」
で、今年も歩みたいものですね。